君と星空の彼方

勘違い、なんかじゃないと思う。

あの真っ赤な目に一瞬でひきつけられたし、あまりにも印象的すぎだった。


まだまだ知らないことが多いなぁ、この人たちには…


私はそう思いながら周りを見る。


「ホシノ♪どうした〜?深刻そうな顔して!

先輩が聞いてあげようでは無いか♪」


「あ…マナミ先輩」

目の前に現れたのは笑顔のマナミ先輩。

相変わらず綺麗だなぁ…

あ!マナミ先輩に聞きたいことあったんだ。


「あのっ、マナミ先輩!」

「ん〜?」

マナミ先輩は笑顔を崩さずに返事をしてくれる。


「マナミ先輩とか、ユウとか…イリヤ先輩はなんの星や星座の力を持ってるんですか?」

私がそう聞くとマナミ先輩はあぁ、と少し納得したような顔をした。



「そういえばいってなかったねぇ。

私はプロキオン…って分かるかな?こいぬ座の!」



プロキオン…

冬の星座でも他よりとても輝いて見えるんだよね。

とっても綺麗で…凄く明るい一等星。いや、0.5等星とか…とにかく明るい白の星…!



「…なんかしっくりきますね」


「そう?」

マナミ先輩はそう言ってふふっと笑った。


「ユウ〜!おいでおいで。

ほら、何の星の力持ってるか、だって、教えてあげたら?」