君と星空の彼方

「…アンドロメダ。

そう、確かに聞こえました」



扉の中でも、体が熱くなったあの時にも聞こえた星座。


それは、『アンドロメダ』

…つまり私はアンドロメダの力を持つってこと…かな?



「アンドロメダ、か…

自分の身を捨ててでも家族や王国を守ろうとした、若き王女の星座だね。

ただ単に相手を傷つける僕たちの野蛮な攻撃じゃなくて…


光で敵を包み込んだりしたのにも、その美しい正義感に基づいてるのかもしれないね」



確かにあの時、自分だけじゃなく、みんなも守りたい、そう思った。


その思いが能力として出てきたってこと?





「何はともあれおめでとう。

星空使いになれるのは、今生きている星使い達の中でも選ばれた者だけ。


その内の数少ない1人、ってことだから」



選ばれた…なんかいい響きだなぁ。

昔から目立つ事がそんな好きでも得意でもなかったから、選ばれるとかなかったもん。



「ありがとうございます。よくわからないけど、私も嬉しいです」

……この姿の変化さえなかったらね。


真っ白な髪の毛って…私はなに?アニメのキャラクターか何かですか?
アンドロメダは真っ白な髪の毛だったんですか…?



あまりにもファンタジックな見た目すぎませんかね⁉︎


そう言いたいのを唇を噛んで我慢する。


私は老いて白髪になったんじゃないんだ!覚醒したからであって…


そう今は思っておこう…!