君と星空の彼方

セイヤとは違う魅力を持っていて…目を奪われてしまいそうな程美しい槍。

薄い青の長い槍は、くるくると水がまとっていた。


先はとっても鋭くって、金属特有の輝きがあった。


今のミズキは、ミズキじゃないのかもしれない。セイヤも同様で。

ミズキはアフロディーテ、セイヤはアストレア。



見たところイリヤ先輩も星空使いっぽいし、マナミ先輩とユウも星使いだと思うし。

マナミ先輩の能力は『シールド』をはる…だよね。

じゃあユウは?

見たところは顔を少し歪ませて、何かを送るように手を前に出してるのは分かる。


時折、目が緑になるのも。

けど別段戦いに何かが起きてるわけじゃないし…




私は頭を叩きながら目の前の光景へと目線を移す。




その時はちょうど、ミズキはが美しい槍を上からキマイラを刺している瞬間だった。

抜かれた槍は、金属部分が真っ赤になっていて。


血を見たことがない!だなんてお嬢様気質ではないけれど…キマイラの背中から吹き溢れる血には耐えられない…


気分が少し悪くなって、口元を抑えた。