君と星空の彼方

人って、こんなにあっさりと変わるものなの…?



「ゥガァッ…グゥオォォォォォォ‼︎‼︎」


キマイラが、深くて…とてつもなく大きい声をあげた。



衝撃波のように、私の皮膚にビリビリとした感覚を与える程…



こころなしか地面も少し揺れた。



私はもう今となっては恐怖を通り越して、呆然と立ち尽くしている状態だった。


だって…非現実すぎでしょ?

まだ倒れなかっただけ私、心強いからね?




そんなことを思っているうちに


キマイラの目が、唯一ぼーっと立ちつくしている私へと視線が移っていった。


深緑色の目に、ギンっと睨まれる。



…私、悪いことしましたかっ⁉︎



挑発もしてない、怖くてジロジロ見てないいや見れない、言葉も変なうめき声だけだからそれはノーカウントで!


確かにこの中で今じゃ1番弱い立場ですよ⁉︎だって…



転入2日目ですしね⁉︎




2日目から神話上の獣に標的にされそうな私って…一体どんな運を持ち合わせているの?


ちなみに今まで引いたおみくじは全部中吉なんで。微妙な運しか持ち合わせてなかったんですよ!



こんな時に強運出さなくていいのに…