君と星空の彼方

プルルルルルルルルルッピッ


は、早!?

ワンコールで出たよ?


「あ、もしもしミホー?

何かよっ...」

『なんで転校するの!?』



言いかけた言葉を思いっきり遮られる。


しかも声が大きすぎ。

キーンってきたよ、耳。


「ミホ、耳痛い」

『そんなのどうでもいーでしょーがっ!!』


ミホさんにとって私の耳って...?


『てゆうか転校!?何で!急に転校なのよ!!』

「いや私もよく分からないってゆうかぁ...」

これは本当に。

まだ信じてませんもん。

『けどさっき連絡網来たもん!朝っぱらだし夢かと思ったけどみんなも来たって言ってるもん!』




ミホの言葉が、一直線で私に刺さる。


そんな事言われたら、信じるほかないじゃん。


連絡網とかみんなにも連絡あったとか。

ドッキリの様子も全くないじゃん。


『何で教えてくれなかったのよおぉ~...うぅ...』

グスっとミホの鳴き声が電話越しに届く。