君と星空の彼方

バターの香りが口の中に広がる。

サクッという音と一緒に。

ハムエッグも美味しかったし、コーヒーは最高。


けど私はごちそう様も言わずに立って、2階の自分の部屋へと向かった。



ボフッとふかふかのベッドへ一直線に行って、ダイブ。


まくらに顔をうずめる。


意味分かんない。

何よ『星使い』って。


ドッキリか何かなの?

もしもいきなり超能力者だと言われたら!みたいな。




第一、私はそんなもの信じてない。



超能力だの魔法だの、ファンタジーはよく分からない。

ただ星座に関する神話は大好きだけど。


別に神話も信じてる訳じゃない。

ただ『好き』なだけ。

1つのお話として好きなだけであって...


「あーもう!ムシャクシャするー!!」


ベッドの上で天井に向かって叫ぶ。




ドッキリよ、早く終わってくれ。

けど全く人が出てくる気配もない。



ピコン




私の黒のスマホが友達からのメールによって鳴る。