それでも、高瀬さんはピクリとも動かなかった。 「雪菜!」 いきなり、横たわった高瀬さんの隣に、高瀬さんが現れた。 …高瀬さんのドッペルゲンガーだ。 「皆さん、回復の能力はもう使わないで下さい。 …私の本体は、もう、動けません。 …植物状態のようなものですから。」 「雪菜…」 「お別れをさせて下さい。…永遠のお別れ。」 そう言って、微笑んだ。