「大丈夫。安心して。私………そんなに弱くないよ。」
純も、知ってるでしょう?
そう、付け足した。
「うん…」
不安げな純の顔とか細い声が、私には強く頭に残った。
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世の中は、どうしてこんなに残酷なんだろうか───────………………。
キーンコーンカーンコーン。
チャイムが鳴った。
お昼か。
まだ、頭がズキズキする。
気持ちが悪い。
でも、保健室には行きたくない。
体が少し弱い私は保健室の先生に、よくお世話になっている。
だからこそ、これ以上行きたくないのだ。
………悪化させたりしたら、元も子もないが。
いつの間にか、給食当番が白衣を着ておかずなどを食器に入れて配っている。

