総長に恋したお嬢様Ⅱ

それから数日後。

「玲〜」

優に呼ばれて教室の外に行く。

「どうしたの?」

そう言うと耳元でなにかこそっと囁かれる。

「今夜のパーティー、サボりたい」

「…もう。だめだって言ってるのに」

そう言って優のおでこにデコピンを食らわす。

「だって嫌じゃん」

「まあね。でも我慢してよ?」

「ちぇー」

優はそう言うとはぁ…とため息をつきながら去っていった。

席に戻ると美樹が私に話しかける。

「…ねね、今の人って…」

「そうだよ、優っ!」

「やっぱり!?うっわぁ、成長したって感じ!」

「だって行ってから結構長いもん」