次の日の放課後。

溜まり場でゆっくりくつろぐみんな。

「玲、こっち」

憐斗君がそう言って手招きしたので

照れながらも憐斗君の隣に座る。

「…見せつけてる」

葵君がそう言ったのには私も憐斗君も気付かず、

憐斗君は私の髪に触れる。