未来から桜を届けに

「ならば、逆に副長の苦手なものは、何かわかるか?」

一君は、僕のやり方に気づいているようだ。

「え~?猫だろ?」

平助は、まだわからないようで、首を傾げる。

「じゃあ、ヒントをあげるよ」

平助は、興味津々でこちらを向く

「土方さんの大好きな人を使ったんだよ」

そう言いにこりと僕が笑うと、余計分からなくなったのか、眉間にシワを寄せた。

「土方さんの好きなひと?近藤さんしか……あ!そういうことか!」

平助は、やっとわかったのか雪桜を抱っこしたまま、立ち上がる

雪桜は、いきなりでびっくりしたのか、落ちそうになっていた。

「「平助」」

一君と同時に注意すると平助は、気づいたのか雪桜を支えた。