未来から桜を届けに

私は、いろいろな歴史の本の内容を思い出すが...

そんな情報は知らない。

むしろ、事実かどうかも怪しい。

でも、事実だとしたらなぜ沖田さんは……

「なんで、総司は猫を飼ってんだ?」

平助さんと、考えてたことが被る。

「それはですね………」

沖田さんは、満面の笑みで私を見る。

「運命の相手ですからね♪」

ドキッ

何故か沖田さんの綺麗な笑顔から目が離せなくなった。

『はぁ?』

しかし、平助さんと左之さんはあり得ない、という顔をする。

「運命の相手って人じゃねぇの?」

左之さんがそう言うのに、平助さんが便乗する。

「そうそう、その子猫じゃん?」

見た目はね?って、伝わらないか………。

「運命の相手が、猫じゃ駄目なんですか?」

「いや、別に駄目じゃないが……」

「運命の相手って、恋仲になったりするもんだろ?」

平助さんが、もっともな事を言う。

が、沖田さんは、ニッコリ笑ったままだ。