沖田さんと出会ってから、三ヶ月。

やっと本当の桜が咲く、四月になりました。

ところで、皆様………。

この状況は何でしょう。

「一君、もうそろそろ返して下さいよ~」

「む………あと少し。」

私は、斎藤一さんに抱っこされてる状況。

沖田さんは、私を返してと懇願中。

斎藤さんは、後少しと私を撫でる。

何でしょう?この状況。

「一君………僕、今から雪桜と散歩行くので、返してください!」

「……それなら仕方ない。」

斎藤さんは、名残惜しそうに私を渡す。

何かイメージとものすごく違う。

しかも、散歩行くなんて初耳何ですけど?

沖田さんは、私がばれないよう、極力部屋の中で遊んだ。

私自体それは全然構わない。

でも………

外に出て運動しないと太っちゃう!

それだけは絶対、嫌!

私だって、姿は猫でも……年頃の女!

体型はかなり気になる。