未来から桜を届けに

「団子30本くださ~い」

誰か、この人を止めてください。

ただいま沖田さんと甘味処にお出掛け中

どうにか、他の人にばれないように出てきたのは、良いが……

今いる甘味処で3件目。

「ミャー」

沖田さんを止めるために声をだす。

「ん?雪桜も食べたいですか?」

ダメだ……

この甘味モンスターは止まらない。

「さて、団子も食べたことだし、行きますか。」

え………もう食べたの?

沖田さんはお金を払うと歩き出す。

私はそれを追いかけるように走る。

「えっと、ここの道でしたっけ?」

沖田さんは、キョロキョロしながら歩いて行く。

一体、何処へ向かうつもりなの?

私は、沖田さんを見失わないように、あとをついていく。

「あ、ここだ!」

沖田さんが立ち止まる。

私はその隣まで走る。

そこでやっと、ここが何処なのが気づく。