未来から桜を届けに

目覚めると、真っ暗。

どういう状況?

私は起き上がる。

「あ………ちゃんと立てた。」

私はポツリと呟く。

あ、今の言葉誰も聞いて無いよね?

猫なのに人の言葉が喋れるとばれると、色々と面倒だ……。

これから気をつけなくては……

歩こうとして何かに当たる。

と言うか、囲まれてる?

だんだん暗闇に馴れてくる。

てか、人の目より猫の目の方が見やすい!!

そう思ってるのも、束の間。

クルリと振り返ったら………

「んにゃ!?」

沖田さんの顔のドアップ。

ま、まままま…まさか!

沖田さんに抱っこされてる状態?

普通の猫ならマシだが、未来は本当は人間。

耐えられない………

そして何げに格好いい沖田。

未来は完全にパニックだった。

と、とりあえず………起こさないよう抜け出そう。

未来は、焦った気持ちを落ち着かさせるため、深呼吸をする。