未来から桜を届けに

本当は、もっとコレで遊ぶつもりだったけど……今回はしょうがない。

「見事気づいた土方さんにご褒美をあげます。」

「は?」

取り返すのも忘れて、呆けた顔をする土方さん。

「素敵な素敵なこの詩を………音読してあげます。」

僕は、笑顔で良い部屋から逃げる。

もちろん、音読しながら。

「しれば迷ひ しなければ迷はぬ 恋の道~」

「総司ぃぃい!」

鬼の形相で、土方さんも出てくる。

「あ、似たようなのが……しれば迷ひ しらねば迷ふ 法の道~」

僕は、とりあえず屯所を一周する。

「相変わらず、下手ですね?土方さん♪」

「逃げんなよ!」

「嫌ですよ♪てか、こんな詩僕でも作れますよ?」

僕は、そのまま近藤さんの部屋へ入る。

「近藤さ~ん、土方さんが……」

「ん?総司か。トシがどうしたって?」

暖かい笑顔で迎えてくれる近藤さん。

そして

「総司ぃぃいい!」