未来から桜を届けに

近藤さんなら、きっとくれるはず!

僕は、平助にお礼を言い近藤さんの部屋へ行く。

「近藤さん、入ります。」

「おぉ、総司か。」

僕は、近藤さんの部屋に入り固まる。

「なんで、土方さんが居るんですか?」

近藤さんの部屋に居たのは、土方さん。

「なんで、俺がここに居たらいけねぇんだよ?」

土方さんは、眉間に皺を寄せる。

「別に居ても良いですけど、そんなに皺を寄せたら元に戻らなくなりますよ?」

僕は、ちょっと八つ当たりをする。

「なんだとテメェ……」

ま、今必要なのは小魚であって、土方さん遊んでる暇はない。

「そんな事より、近藤さん。」

「なんだい?」

「小魚ありません?」

『小魚?』

土方さんと近藤さんが同時に言う。

「はい、近所の猫にあげたいんです。」

半分本当で半分嘘。

「ちょうど、さっき買って来たのをあげよう。」

近藤さんは笑顔で言う。