悪魔な君と契約中

なんで、朝気づかなかったの。

朝気づいていれば、人気のないところで読んでいたかも知れないし。

そう思っても時既に遅くて…。

あぁ、もうっ!!だって仕方ないじゃん!!

朝、あたしの前に先輩が通ったんだもん。

そりゃあ、誰だって見るよね!!

だから、靴箱に入ってたラブレターなんてただのいたずらと思ってたのに…。

あとから読もうと思ったのに!

そんな言い訳を心の中でしても、もちろん伝わるはずなくて。

それに、クラスの女子から攻められ危うく後ろの男子にぶつかりそうになる。

それは避けたいと思い、思わず

「…っ、如月輝く、ん」

ラブレターの相手の名前を言ってしまった。