。*゜⌒。..*゜⌒。..。. 星達の賑やかな声とは違う、風に乗って途切れ途切れに聞こえる、静かに響く声があった。 それはいつも見下ろしている、地球から届けられる声だった。 喜びや悲しみ、怒りや寂しさ…、地上から届く声には、一つ一つの思いが深かった。 月は届くその声から、感情というものを知った。 星達の声も地上の声も、聞き漏らすことなく、全てをちゃんと月は聞く。 どんな感情にも、何一つ揺さぶられることなく。 いつも同じたおやかな顔を向けて。