黒愛−2nd love−

 


「逃げたら、俺は“春成”じゃなくなるぞ?

金も力もない、だだのガキだ。

それでもいいのか?」




「もちろん!

私は“春成叶多”が好きなわけじゃない。

叶多くん、そのものが好きなの」




「逃げ切れずに、俺と一緒に死ぬかもしれねぇぞ?

いいのか?」




「それも素敵!

究極の愛って感じで、ゾクゾクするね!」




「ハハッ! 参った。

愛美となら、マジで逃げ出そうって気になった。


どうなるか分かんねぇけど、

聖夜祭をぶち壊して、逃げれるところまで逃げてみるか」





急に足元を払われ、転ばされた。



上に乗られて、セーラー服を捲り上げられる。



白い肌にキバを突き立てられ、

私は甘く呻いた。



前戯もそこそこに、彼はすぐに私の中に入ってきた。




お前が必要……

お前が欲しい……


愛美と一つになりたい……



そんな彼の欲望が、

繋がる場所から伝わってきた。




――――……