久美が話を続ける。
「私は、愛美がうらやましかった。
同じ庶民で、私より成績が劣るくせに、
生徒会役員に抜擢されるなんて……。
彼女だけ輝いているのが、
ねたましかった。
だから、愛美が困ることをしたかったんです。
学園が混乱すれば、生活指導部長の愛美は困るでしょ?
気づかれているみたいなので白状しますけど、予知夢なんて嘘です。
実際は、何かが起こりそうな火種を探して、少しの操作をし、
カキコミを実現する方向に持って行っただけ。
わざわざ愛美のノートパソコンを使ったのは、
いつかはクロアイの正体を突き止められると思っていたから。
全てを愛美のせいにするのも、
面白いと思った。
でも……3日前の最後のカキコミをした時に、愛美に見つかってしまったんです。
私がクロアイだとバレてしまった。
愛美は自分がやったことにするから黙っていなさいと、私に言いました。
何それ?って感じです。
イイ人ぶって私をかばおうとするなんて……
それも許せなかった。
愛美にかばわれるくらいなら、
自供した方がマシ。
クロアイは私です。
どうぞ、お好きなように処分して下さい」


