「婚約発表は、学園の聖夜祭でするわ。
今年は政界や財界、経済界から、
たくさんの方をご招待するつもりなの。
三ノ宮と春成の関係が深いことを、知らしめましょうね。
愛美さん、聖夜祭までは叶多との関係を見逃してあげます。
叶多も男だから、遊べる内に遊んでおいた方がいいわよね」
寝室のドアがパタンと閉まった。
ドアの向こうの高笑いが、
遠退いて消えた。
私は……
真っ黒な炎が、心の中で荒れ狂っていた。
許さない……
私から彼を奪うなんて、
絶対にユルサナイ……――――
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