黒愛−2nd love−

 


叶多くんと結ばれるのは、
私なのに……



許さない……

婚約なんて絶対に許さナイ……




怒りで我を忘れ、沙也子に掴みかかろうとした。



私が伸ばした腕は沙也子に触れることなく、

叶多くんに取り押さえられてしまった。




「愛美やめろっ!

コイツに怪我させたら、間違いなくお前だけ退学処分だ!」



「でもっ!

無理やり婚約なんて、そんなの嫌っ!」




後ろから叶多くんに羽交いじめにされても、

怒りが収まらない私は、沙也子に向かっていこうとする。



そんな私を勝ち誇った目で見ながら、彼女はベッドから立ち上がった。



寝室から出て行こうとドアを開けたところで、

もう一つ宣告が。