こんなに愛しているのに、
一週間も会えないなんて……
心の中が、スキで溢れてしまいそうだった。
抱きごたえのない久美を、強く抱きしめる。
「スキ……」
叶多くんへの溢れる想いを口にすると、
久美が息を飲んだ。
その時、机の上のスマホが震え出した。
パッと久美から離れ、急いでスマホを手に取った。
それは待ちに待った、叶多くんからのメール。
『今、学園に帰ってきた。
まだ起きてんなら、俺の部屋に来い。
構ってやれなかった分、抱いてやる』
嬉しくて、沈んでいた気持ちが一気に上昇した。
胸にスマホをギュッと抱きしめて、満面の笑みを浮かべた。
それから急いで出かける支度をして、部屋を出ようとする。


