黒愛−2nd love−

 


今回の帰省は特に長く、
今日で一週間。



会いたくても、会えない。



メールをしても『忙しい』と言われるか、

返信がないことも、しばしばあった。



彼が出した課題をクリア出来ずにいるから、

ガッカリさせてしまったのだろうか?



それとも、予知夢を見れず、

最近これといったタノシイコトを作っていないから、

飽きられてしまったのだろうか?




夜、寮の自室で机に向かい、
深い溜息をついていた。



ノートパソコンを開く気にもなれない。



私の溜息を聞き取って、
久美がすかさず近付いてきた。



「どうしたの?何か悩みごとでもあるの?」




眉をハの字に傾け、久美は本気で心配していた。



濁りのない、純粋な瞳。



それを見ながら、今までついた
たくさんの嘘を振り返っていた。



全てを暴露したら、どうなるだろうか?



きっと「うそ……」と驚きショックを受けて、

その後は怯えることだろう。