黒愛−2nd love−

 


彼はもちろん、クロアイが私だと知っている。



知った上で、そんなことを言っているのだ。



真顔で見つめる私と、

不敵に笑う彼。



プロに調査依頼されるのは
身の破滅。


それなら、自分で自分の正体を突き止めろと言われた方が遥かにマシ。



叶多くんは私を助けてくれたのだろうか?

そう考えていた。




沙也子と雑魚メンバー達は、

私とは別の考えで、彼の意見に賛成していた。



彼女達は、私がクロアイを見つけ出せずに、

謝ることを期待している。



生意気なことを言ったのに結局クロアイを見つけ出せず、

「無能なのはお前だろ」
と言いたいのだ。



その後でプロを雇い、クロアイの正体を突き止めればいいと、考えているみたい。