黒愛−2nd love−

 


メリーゴーランドの白馬からマリアンヌが下りようとした時、


本田卓也は手を差し延べて、
王子様的に下ろしてあげていた。



それも、デート計画書に書いておいたこと。



真面目な彼は、乗り気じゃないデートも、ちゃんと指示通りにこなす。



エライよね。



そのお陰で、マリアンヌの目がどんどんハートになっていく。



図書室で彼を見つめていた時よりも、

今の方が熱い眼差し。




「やっぱり彼は、私の理想通りの王子様なんだ!」

そんな風に思っているだろうか?



本田卓也がマリアンヌの理想に近づくつれ、

期待も大きく膨らむはず。



「付き合って」「君が好きだよ」

そんな甘い台詞を早く言ってくれないかと、

ドキドキしながら待っていることだろう。