メリーゴーランドの白馬からマリアンヌが下りようとした時、
本田卓也は手を差し延べて、
王子様的に下ろしてあげていた。
それも、デート計画書に書いておいたこと。
真面目な彼は、乗り気じゃないデートも、ちゃんと指示通りにこなす。
エライよね。
そのお陰で、マリアンヌの目がどんどんハートになっていく。
図書室で彼を見つめていた時よりも、
今の方が熱い眼差し。
「やっぱり彼は、私の理想通りの王子様なんだ!」
そんな風に思っているだろうか?
本田卓也がマリアンヌの理想に近づくつれ、
期待も大きく膨らむはず。
「付き合って」「君が好きだよ」
そんな甘い台詞を早く言ってくれないかと、
ドキドキしながら待っていることだろう。


