黒愛−2nd love−

 


 ◇◇


翌日、放課後――



一人で、図書室に向かっていた。



目的は、マリアンヌに接触するため。



マリアンヌの正体はもう掴んでいる。



あの失笑もののポエムを解析すると、

愛しのカレは、しょっちゅう図書室に通う本オタク。



きっと放課後は、閉室ギリギリまで図書室に入り浸るタイプだろう。



その彼が帰ったあとに、
同じ椅子に座り、同じ本を開いているということは、


マリアンヌは、図書委員の女の子に違いない。



生徒会のパソコンで調べた結果、
該当する女子は10人もいた。



その中の誰だろうと思うことなく、

名前を見ただけで、この子がマリアンヌだと確信した。



1-F 安抜(ヤスヌキ)麻理絵。



“安抜”から“アンヌ”

“麻理絵”から“マリ”



私と同じで、名前をもじってハンドルネームを作ったみたい。