黒愛−2nd love−

 


常に見られていると理解して、
Hくんはビクビクしていた。



問い掛けても答えてくれる生徒は一人もいないのに、


「誰だっ! どこから見ているんだ!?」


そんな風に声を荒げる様子も、
私のスマホに送られてきた。



そんなことがしばらく続き、
4日目の今日、

ビクビク恐れるだけの彼に、ある変化が見られた。



さっき、宿題を終えてベッドに入ろうとしている彼に、

こんなメールを送った。



『勉強お疲れ様。もう寝るんだ?

最近色々と疲れているから仕方ないね。

Hくんオヤスミ。また明日会いまショウ♪』




疲れている彼にねぎらいの言葉をかけてあげたのに、

彼は部屋でこんな言葉を呟いていた。



「明日こそ、お前を見つけてやる……

見つけて……ぶっ殺してやる……」