黒愛−2nd love−

 


 ◇◇


放課後――



今日も生徒会室で雑務をこなしていた。



生徒会室には私を含めて3人しかいない。


叶多くんも沙也子も、3年生メンバーはまだ来ていなかった。



私と雑魚2人が黙々とやっている仕事は、

生徒会だよりの作成という、くだらない仕事。



私に割り当てられた記事を適当に仕上げて、

それから価値のある仕事にとりかかる。



自分のスマホを取り出し、あるアプリを起動させて操作する。



すぐにメールが一通送られてきた。



メールの送り主は、Hくん。



そう言っても、彼が送ったわけじゃない。


私に操られた彼のスマホが、
持ち主に内緒で、勝手にメールを送ってくれたのだ。



詳しく種明かしすると、
こんな仕組みになっている。



今日の2時間目、2-Cに忍び込んだ私は、

Hくんのスマホに“あるアプリ”をインストールしておいた。



そのアプリとは、通称
『監視アプリ』と呼ばれるもの。