そうなんだ。最初に・・・
最初で・・・・・・
最期の、言葉が・・・・・・
『 さ、よ、な、ら 』・・・?
・・・・・・・・・・・・。
しま子?
しま子。
しま・・・・・・。
あたしは、しま子の姿を探した。
当たり前に求めた。そして・・・・・・
もう、そこにはいないのだと知った。
それが、その現実が
喪失したあたしの全ての、有り様を、呼び覚ます。
灼けた針で突き刺されるように
引きずり戻される感覚。
それは、無慈悲。
終焉。
現実と、絶念と・・・
・・・思い知って
思い知らしめて・・・
・・・・・・ああ・・・・・・
あ、ああぁ
あああぁぁぁ・・・・・・
うあああぁぁぁーーー・・・・・・
「しま子おおおぉぉぉーーーーー!!」


