「1回目のゲームはみんな校舎に入らなくて死んじゃったんだよ?それでまたリセットされた」
「………」
「2回目のゲームでは放送室のドアを開けたのは潤で、そこで殺された」
「………」
「3回目は襲ってきたクラスメイトを傷つけることができずに図書室で死亡。そうやって同じ過ちを繰り返さないように潤が自分で自分のために忠告としてメッセージを残したんじゃない」
俺が俺のために……?
分からない。なにも思い出せない。
だけど最初に見つけた〝必ず校舎に入れ〟という文字。
次は放送室で〝ドアを開けるな〟
次は図書室で〝友達だったことは忘れろ〟
思い出せないのに全て繋がっているのだ。
困惑する俺を見て日野沢が撫でるように俺の頬に触った。
「じゃあ、4回目は?4回目の潤はどうして死んだと思う?」
まるで日野沢の目は血肉を求める猛獣のようで、俺は金縛りにあったかのように身体が動かない。
コンピューター室の壁に書かれた文字。
〝裏切りものを探せ〟
裏切りもの……?
まさか……。



