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「これからどうするの?有栖川さんを見つけて謝罪すれば許してもらえるの?」
11人になった教室でみんな頭を悩ませていた。
理科室ではあんな悲劇があったけど、なにも情報が得られなかったわけじゃない。
まず本物のアリスが有栖川だってこと。
このゲームには有栖川の夢がつまってること。
そして人形のアリスは有栖川を傷つけた人を絶対許さないと言っていた。これは〝私〟の復讐だって。
有栖川の指示で人形は動いていると思ってたけど、あの人形自身に自分の感情があるのなら。
もしかして有栖川とアリスの意思は違うのではないか。
そんな考えが何故か頭をよぎった。
「……潤、平気?」
美織に手を握られて、俺はハッと我に返る。
「放送室に行ったり理科室に行ったり、ほとんど潤任せになっちゃってるけど、私に出来ることがあればなんでもするから言ってね」
「うん、ありがとう」
俺は美織の頭を優しく撫でた。
なにがあっても美織だけは危険な目に遭わせたくない。
もっと恐ろしいことが起きる前に、有栖川を見つけ出す方法を探さないと……。



