有栖川をいじめていた人はたくさんいたけど、その中でも主犯格としてヒドイことをし続けていたのが今村と川島と横田の三人。
三人はクラスだけではなく学校でも目立った存在で、ピアスに髪染めは当たり前。
先生からも態度や素行を注意されていたけど、結局直ることはなかった。
「は?私たちのせいだって言うの?」
今村が日野沢を睨んでいた。
「そもそも有栖川は暗くて不気味でブスだって言い出したのは私たちじゃなくて男子のほうでしょ?」
「そうそう!確かキッカケは席替えの時!近くにいるだけで臭いから誰か隣の席を代わってくれない?って大声で言ったのは諏訪野だよね?」
今村に続くように川島と横田も話し始める。
「あの日からみんな有栖川のことをからかうようになったし、最初に言い出した諏訪野が悪いんじゃないの?」
「あ?」
三人と諏訪野が一触即発。



