『私は華ちゃんの友達よ。大親友なの』
「じゃあ、このゲームをはじめた本物のアリスは有栖川のことなのか?」
そう聞くと、息をつく暇もないぐらいペラペラ喋っていたアリスが急に無言になった。
『貴方のことは嫌いじゃないから教えてあげてもいいよ。ただしこんな遠い場所じゃなくて目と目を見ながらお喋りしましょう?』
「………」
『そうねえ……じゃ、貴方を含めて5人でいらっしゃい。選ぶ条件は〝死んでもいい人〟』
クラスのみんながお互いに顔を見合わせていた。
『選ばないのはルール違反だからね?違反したら全員オモチャにしちゃうから』
「………」
『いい?ちゃんと死んでもいい人だからね?簡単よ。役立たず、もしくは不利益になる人を選べばいいの。10分以内に決めなさい。理科室で待ってるわ』
……くそ。また理不尽な要求をしてきやがって。
だけど逆らったらどうなるのか、もう俺たちは知っている。



