「もしかして、みんな生きてたんじゃ……」と、
女子の古澤さんが言う。
あの血で生きていたとは正直考えにくい。
かといって仮に生きてたとしたら、その血の足筋は助けを求めに校門の外へと向かうはず。
それなのにさっきはなかった血の足跡がなぜか俺たちを追うように校舎へと続いている。
寒気が止まらない。
死んだ人が自分の足で立って歩いたっていうのか?
それじゃ、まるで……。
と、その時。ガタガタガタッ!!と教室のドアが揺れた。
ガタッ、ガタッとドアを強く叩いていて、俺たちの他にこの校舎に人はいない、はず。
ドクンドクン……と心臓がヤバい。
「だ、誰っ?」
女子たちは固まってドアに向かって叫ぶけど返事がない。
「まさか犯人なんじゃ……」
正人が隣で青い顔をしていた。



