この場から今すぐどこかに行きたかったけど、カノンと頼君の時間を潰すのも忍びない。 ここは私一人で退散すべきか...。 ぶつぶつ思考を巡らせる。 カノンは私が物凄く不機嫌なのを察してくれたのだろうか。 助け舟らしきフォローを始めた。