「聞いてねぇけど、周りがそう言うんだから障害者なんだろ?」 フっと馬鹿にしたように笑いながら答える男の人。 そして翔矢くんの後ろを覗いてわたしの方を見た。 わたしは必死の抵抗で障害者と言ってくる彼を睨みつける。 絶対、絶対わたしはまた話せるようになれるんだから。 「てめぇ…… それが間違ってるって言ってんだよ! 本人に確認もできないくせに、周りの言葉だけを頼りにすらなら二度とそんな言葉発するんじゃねぇ。 お前、二度と夏帆に話しかけるなよ。たとえ夏帆が話せるようになってもな」