「可哀想なのはお前だよ! 相手の気持ちも考えずにズカズカ入り込んで傷をつけて…… 他の部員達待ってるのにも、てめぇの声が耳障りで待ってられやしない。 何にも知らねぇくせに、障害者呼ばわりなんかしてお前は夏帆に本当に障害者なのか聞いたのかよ?」 顔は前を向いてないから誰だか分からないけど、それでも分かる。 この背負っているバスケ部のエナメルバッグ。 背丈、髪型、そして聞き覚えのある声。 ……翔矢くんだ。