きみの声を聞かせて




え?え?!



ちょっとちょっと渚くんも充分麻美と変わらないくらいの凄いこと言ってるよ!!



わたしは渚くんを見てフルフル首を横に振って、渚くんの体を押す。



「何でよー!夏帆ちゃんサボるんでしょ?」



授業出ないのはサボりになっちゃうけど、わたしはサボりたくてサボってるわけじゃないんだってば!



と心の中で訴えながら、渚くんを押す力はやめない。



「俺がサボってほしくないなら、夏帆ちゃんも行こうよー!



じゃないとだーめー!」



にこにこ笑いながら選択肢を出す渚くんだけど、



また“障害者”って言われて泣かない自信も



盾のように耐えられる自信も今のわたしにはない。