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「……い!夏帆!起きろよ!
なんでこんなところで寝てんだよ、おい!って」
聞いたことのある男の子の声が聞こえて重たい瞼を開けると、目の前にいたのは……
昨日ぶつかった人であり、二度とバスケをやるなってわたしに言った人だった。
……正直今、どうしても会いたくなかった。
だって、もう目の前にいるこの人の吐く言葉を耐える力はないから。
「お前……泣いてたのか?目がすごく腫れてんぞ」
心配してくれる彼の声は少しトゲが取れた感じがした。
わたしはその言葉に急いで腕で両目を隠した。
やっぱり腫れちゃったか。そりゃああんだけ泣けば目も腫れるよね。
見苦しいところを見せてしまった。


