きみの声を聞かせて




そして誰もいない階段に座り込んで、とめどなく溢れる涙を拭いながら声を押し殺して泣いた。



始業のチャイムが鳴っても……



一時間目のチャイムが鳴っても……



わたしはその場を動かなかった。



わたしの定められた高校生活は楽しめないようになっているの?



いつになったら前のように話せるようになるか分からない



バスケをやったらトラブルになって、部活にもクラスにも自分の居所消えてしまう



挙げ句の果てには親しくもない人にバスケを二度とやるなとまで言われて



この先真っ暗の人生……。



わたしの何がいけないの。



精一杯頑張ってるだけなのに……。



なんでわたしが悪者のような扱いになってしまうの……。