きみの声を聞かせて




((本当にすみません))



「いいのいいの!謝る必要なんてないからさっ!



入ってもらえないのは分かったけど、今日はせめてうちのバスケ部でちょっとやってきなよ!



気晴らしになるでしょ?」



にこっと笑いながら、ねっ?と同意を求めてくる。



((そう言っていただけるのは嬉しいですけど……わたし今日何にも持ってないのでまた今度))



わたしは苦笑いをしながら、そろそろ本当に帰らないとやばいと思った。



だってこのままいたら絶対に言いくるめられちゃうと思ったから。



「そんなのこっちで全部用意するに決まってるじゃん!



誰かー!練習着上下、部室に予備ある人ーー!」



考えていたそばから部長さんはわたしと話しながら、くるっと振り返ってみんなに聞いている。