「それでどっち?星と夏帆は付き合ったの?」
目をキラキラにしながら聞いてくる麻美に負けたわたしは……俯きながらも小さくコクンと頷いた。
すると麻美は「キャーー!」と言いながら手で口を押えていて、でもその手を解いて
「おめでとう!星と付き合えて良かったね!
全然相談してくれなかったのには文句ありだけど、それでも上手く行ったんだったら良かった!」
喜んで祝福してくれた。
((わたしが翔矢くんを好きだって、麻美は知ってたの?))
「当たり前じゃん。普段は廊下を通る姿だって、体育でグラウンドにいる時だって星を見つけては遠くから眺めていたのに
いざ、星が夏帆の目の前に現れたら、話掛けにも行かなければ、目線だって合わせないしさ。
最初はケンカでもしたのかと思ったけど、変わらず夏帆は星ばっか見つめてるしね。
それで渚がスリーポイント勝負を夏帆に持ちかけてるのを見て、星がいるのを聞いた瞬間やめたのを見てこれは絶対そうだなって思ったもん!」


