それから三日間、翔矢くんと交わしたのは昨日朝たまたま会っておはようってあいさつをしたくらいで、
部活終わってからも声を掛けられることはなかった。
って、そんなことより早く部活に行かなくちゃ!
放課後、臨時で保健委員会があって、わたしは教室に戻ろうと走っていた時
前から走ってくる男の子が見えて、近づくたびに翔矢くんだということに気付いた。
その瞬間、わたしの心臓はまた過剰にドキドキし出して、目を合わせられないと思ったわたしは
反射的に下を見ると、「やっぱり絶対俺のことを避けてる」と上から翔矢くんの言葉が降ってきて
わたしの右手の手首をグイッと翔矢くんは引っ張るとそのまま翔矢くんの教室に入れられた。


