きみの声を聞かせて




そしてシュート練に入った時、いつものようにシュートを放つと変に視線を感じて



その方向を見ると、わたしがいることに気付いてびっくりしている子がいて、



それを前の学校の時みたいに、集合をかけて丸くなってわたしのことを伝えていた。



「夏帆!よく分からないけど、星くんが言うように今日の試合に勝てれば、前に進めるって言うなら



わたしたちはみんな勝つつもりなのはもちろんだけど、



夏帆の力になれるようにもっともっと頑張るよ」



かすみ……。



わたしはコクンと大きく一度頷いた。



大丈夫、わたしにはスタンド席だけじゃなくて、ここには一緒に戦ってくれる子もいるんだ。