きみの声を聞かせて




「やってる訳ないじゃーん!あははっ!



だってアイツ、ストレスで声出なくなったんでしょ?



あんだけうちらでアイツに自分のやったことの状況を分からせるために



現実を突き付けてやったんだから今頃どうせアイツも不登校でしょ」



「だよねー!もう少し空気読んでバスケができたら良かったのにー!



本当ばかみたい!」



大きな声で言いながら、アリーナの中に入って行った前の学校の人たち。



その瞬間、わたしの心に蝕んできたのは……やっぱり弱気。



今すぐ家に帰りたい。



あの人たちの視界に入らないところに行きたい。



これからあの人達と戦うなんてそんなことできるわけない。



こわいこわい……。