きみの声を聞かせて




「え……!夏帆ちゃん?!」



いつもどおり来た渚くんは今までに反応してくれた誰よりもびっくりしてくれて、



それからちょっと表情を変えてこれは反則だよと言っていた。



わたしは反則の言葉に何が?って思って、首を傾げた。



「ううん!俺も夏帆ちゃんのように完璧に着こなさないとやばいなって思っただけ。



着替えてくるね!」



渚くんはそう言うと、自分の衣装を受け取って教室から出て行ってしまった。



「渚、夏帆の格好に照れすぎ。



きっと想像以上だったんだろうね!なんだかんだ一番夏帆のラプンツェル姿を楽しみにしてたの渚だし」



クスっと笑いながら渚くんがいた方向を見つめる麻美はなんだか楽しそうだ。



そう言えば渚くん、試着した時から見たいって言ってくれてたもんね。



きっと渚くんもフリンライダーの格好着こなしてくるだろうし楽しみにしてよう。