きみの声を聞かせて




翌日。



わたしはいつもより一時間早くまだ賑わいのない静かな学校に登校した。



そして教室のドアを開けると、すぐに電気をつけて自分のかばんを机に置いた。



みんなが来る前に衣装に着替えちゃおう。



終わったら台本読み直しながらみんなを待ってればいいし。



わたしは衣装とウィッグを持ってトイレに向かった。



そして前着たように、衣装に通して個室から出ようとしたら……



「夏帆ちゃーん!ここだよね?



おはよう!真奈美だよ」



とトイレに入ってきたのは真奈美ちゃんのようだ。



本当に早く来てくれたんだ。