きみの声を聞かせて




どうしよう。確かに着れたけど、声は出せないしどうやって反応すればいいの?



ドアを開けるにしても、未だに渚くんと翔矢くんはいるだろうし。



「絶対小林さんのラプンツェル姿可愛いよね!!」



「うんうん!作ってる時も想像しながら頑張ったもんね!」



衣装グループたちの子たちはキャッキャッ言いながら待っている。



本当にちょっとあの2人には気まずいからな……。



わたしはドアの後ろに立って、ゆっくりドアを開けた。



「入っていいのー?」と言いながら3人の女子たちが中に入るとすぐにドアを閉めた。



「あれ?小林さん?」



「いたっ!!」



バッと振り向いて、声を出すと残りの2人もこっちを見た。